100人いれば、
100通りの学び方がある
渡辺式学習支援をお伝えしている
渡辺千恵です。こちらでは、主に
発達障害やグレーゾーンと言われるお子さん向けに
学習の方法をお伝えしています。
このブログが、日々の学習に困っているお子さんのヒントになればうれしく思います。
さて、今日は
一年生の9割がつまずく単元のその2です。
その1はこちら
その2は
「ちがいはいくつ」(6月中旬に学びます)
はい、この「ちがいはいくつ」でつまずいちゃいますっ!!
(キッパリ( ゚Д゚))
![](https://watanabechie.com/wp-content/uploads/2022/05/8B4F7AE9-EB19-46CB-8A80-60254948270E-300x225.jpeg)
![](https://watanabechie.com/wp-content/uploads/2022/05/AF9AC8BC-A5FB-47C5-B882-F245E01B1267-300x225.jpeg)
ちょっとどんな問題なのか、
下の写真をご覧ください。
![](https://watanabechie.com/wp-content/uploads/2022/05/CA1E4B5C-DF64-45BD-BE58-437C61845E19-300x225.jpeg)
ケーキが8個あります。
マフィンが6個あります。
ちがいはいくつですか?
という問題です。
この答えはひき算でできます。
ひき算としては簡単な問題です。
でもね、
「ひき算」の前に
問題に出てくる「ちがいは?」の言葉に
つまずいちゃいます。
そう、言葉につまずくのですね。
毎日の生活の中で
「ちがいは?」シーンがどれくらいあるでしょう。
あまりないですよね。
反対に、
下の問題で「これは何算で答えが出るかな?」と聞くと
ほとんどのお子さんが「ひき算」と
答えることができます。
![](https://watanabechie.com/wp-content/uploads/2022/05/CF6EBF10-8AE7-4E36-8EF7-CDC65D3C5F60-300x225.jpeg)
上は
「3本ある花を1本あげました。残りは何本でしょう」という問題
下は
「5個ある風船が3個飛んでいきました。残りは何個でしょう」という問題
ものをあげたら減る➡だから「ひき算」
飛んでいったら減る➡だから「ひき算」
食べたら減る➡だから「ひき算」等々
生活で使う場面も多いですよね。
ですので、このような問題はわかりやすく
ミスも少ないです。
さてさて、
先ほどの問題に戻って
「ちがいは」につまずくのは生活の中で使わない言葉だから!
計算ができないわけではないのです!
それでは、どうやって教えたらいいのでしょう。
「ちがいはいくつ?」の問題は
3つのステップに分けて考えるように教えてあげてください。
まず、
1ステップ 「多いのはどっち?」と聞く。
ほとんどのお子さんが、(上の問題なら)ケーキと答えることができます。
2ステップ 「少ないのはどっち?」と聞く。
1ステップでケーキと答えたお子さんなら「マフィン」と言えるはず。
3ステップ 「多いほうから少ないほうを引くのが違いなのよ」
つまり、
多いケーキから、少ないマフィンを引くのですね。
8-6=2
答 ケーキが2個多い。となります。
もしもお子さんが、
この単元でつまずいていたら、3ステップでやってみてください。
それでは、今日はここまで!
またねーーーーーー!